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在学生に、日替わり弁当を無料配布! 大樟会 学生支援活動 |
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、苦境に立っている経大生を支援するため、大樟会では2020年6月24日から前期終了日までの昼休みにB館1F経大サービスで、平日・毎日、手作り弁当を無料で配布しました。一人暮らしの下宿生・寮生らの食生活をサポートすることで大樟会と在学生、大学の「つながる力」を体現する活動となりました。
日替わり弁当を受け取る学生
コロナ禍の下、アルバイト収入や親元からの仕送りが減り、困窮する学生が増えました。
一時はアルバイト収入がゼロとなり、6月現在も通常時の約30%に減ったという経営学部2部経営学科の男子学生は「もともと仕送りをもらっていないので、無料弁当は本当に助かる。最近は1食か2食で済ます日も多い」と話しました。また、情報社会学部3回生の女子学生は、「緊急事態宣言の期間、実家に帰っていてアルバイトができなかった。現在は自炊だが、栄養バランスを考えたHUB CAFEの手作り弁当はありがたい」とのことです。
大樟会では、コロナ禍の発生に伴い、常務理事会で在学生支援策を検討。無料での弁当配布を企画し、HUBCAFEとその運営元である(株)経大サービスをはじめ、大新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、苦境に立っている経大生を支援するため、大樟会では2020年6月24日から前期終了日までの昼休みにB館1F経大サービスで、平日・毎日、手作り弁当を無料で配布しました。一人暮らしの下宿生・寮生らの食生活をサポートすることで大樟会と在学生、大学の「つながる力」を体現する活動となりました。学・総務部、広報部、学生部などの協力も得て、この事業をスタートさせました。
大樟会の角庵勝巳事務局長は「経大の掲げる『つながる力』を形に表す活動の一つとなる。大学在学中に支援することで、大樟会に親しみを感じ、大学への帰属意識を高めてもらいたい。そして卒業後は後輩のために協力する、そういう好循環を築いていきたい」と力を込めました。
当初の3日間は50食分を準備し、経大バーチャルキャンパス「KVC」や「経大サービスLINE」配信、学内ポスターなどで広報したところ、想定を大きく上回る応募がありました。そのため、翌週から数量を大幅に増やしました。弁当のフタには「大樟会 つながる力」と記したシールが貼付され、連帯感と愛情のあふれる支援活動となりました。
肉料理をメインに、副菜を2種配して野菜摂取にも配慮した弁当
「徹底した感染対策と、ボリューム感・味わい・栄養バランスに留意しています」とHUBCAFE の調理士・島田優香さん(左)
初日に参集した大樟会メンバー(左から大山事務局次長、角庵事務局長、角脇総務部長、田中常務理事)
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