2011
 
2011年度
寄稿原稿特集

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今回で寄多郎会散会

寄多郎会

 去る5月17日、18日の両日京都嵐山の旅館「らんざん」において第27回目の寄多郎会を開催する。

 昨年8月に26回卒の岡本君が、今年5月に25回卒の三輪君が逝去された。また足の悪い人や病気の人もあって、出席出来ない人も多く、今回は出席者9名という淋しい会となりました。これまでも、大道、源、田中の各君が他界されており、会の初めに全員で冥福を祈り黙祷を行う。

 毎回の事ながら70才を越える年齢になれば、学生時代の想い出話もしかる事ながら病気の話、健康の話、孫の話が多くなる。この様な愚痴と自慢の話にも倦むと今度は政治の貧困を歎く話で夜遅くまで延々と続く。

 あくる朝はすぐ近くにある南禅寺に全員で参拝、美しい庭園を散策する。

 この後、旅館「らんざん」に戻り、昼食「松花堂」弁当を喰いながら、今後の寄多郎会について話し合った結果、年々参加者が減る現状では継続は無理と判断、今回をもって約30年近く続いた寄多郎会は、残念ながら解散する事と決まりました。

 誠に淋しい散会となりました。

「集まれば 生老病死 花菖蒲」文成

吉田文雄(24回)

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