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剣道部OB会 1961年(昭和36年)創部された剣道部が今年50周年を迎え、6月5日(日)記念式典・OB総会と懇親会が同窓会ホールで盛大に開かれた。 OB会長の鴨下順二さん(38回 昭和47年卒)らOB73名、現役部員22名、勝田泰久理事長、佐藤武司同窓会長ら来賓9名の104名が出席、同部の半世紀に及ぶ戦績を賞賛し、さらなる活躍を期待する声で会場は盛り上がった。 式典に先立ち午前10時から新体育館でOB・現役の合同稽古が行われ、まさにプロ剣士を思わせる激しい打ち合いに祝賀に来られた徳永光俊学長も感動された。徳永学長は「創部50周年を数えられた剣道部に歴史と品格を感じます。大学はまず勉学する所ですが、文武両道をまさに実践されている皆さんに敬意と心から祝意を申しあげます。現役諸君も先輩が築いた今日を、次は皆さんがつないでいく番です」とエールを贈られた。稽古終了後OB会総会が行われ、同部部長の草薙信照副学長から大学と現役の情報が報告された。 式典に入り物故者への黙祷の後、鴨下OB会長が「昭和30年代初め同好会としてスタートした剣道部が半世紀を刻み、今日を迎えた事に感謝します。皆さまのたゆまぬ努力が連綿としてつながる力となりました。今日を機に80周年を迎える大学とともに剣道部にたいする次なるメッセージをお寄せいただきたい。創部50年を共に喜びさらなる飛躍を期待します」と力強くあいさつ。次いで勝田理事長が「50年の長きにわたり先輩の努力とその時々の現役生が支えてきた結果が今日という日を迎えました。剣道部のレベルも全日本クラスの大会に常時出場するなど今や実力校です。今年も多いに期待しております。剣道は“礼に始まり礼に終わる”といわれ、礼節は人間形成になくてはなりません。剣道部が経大にふさわしいクラブに成長されるよう期待しています」。佐藤同窓会長は「草食系といわれる若い人が多い中、武道をやられている人は会社でも非常に役立ちます。企業を引っ張る力を持っています。これからも研鑽をつまれ社会に有用な人材を育てて欲しい」と述べた。 懇親会は現大経大の剣道部師範の田中早苗さん(36回 昭和45年卒)の発声で乾杯。宴も盛り上がってきた半ば、創部50周年の功労者として現顧問の松尾剛男さん(29回 昭和38年卒)が表彰された。松尾さんは入学とともに入部されたが段位なし。それが卒業時は4段になられ、この記録は今も破られていない。経大の監督も10年以上務められ「70歳になった今も地元中学校で必須授業の剣道を教えています。いつまでも生涯剣道に挑戦したい」と意気軒昂謝意を述べられた。ついで5月の関西学生選手大会でベスト8に入った現役部員の中島陵太さんに記念剣道着が贈られた。 またクラブのリフッレシュ化を図るため監督交代が発表され、今年から古畑正幸さん(47回卒)が就任。「“文武両道”を理念とし礼儀作法を重んじ心の豊かさを示せる人材を育てたい」と抱負を述べた。最後に草薙部長が「剣道部は確実に力が上がっている。今年はスポーツAO入試も当部は5名と人数が増え、強化クラブになりました。有望選手を集めがんばればさらに上にいけます。前途は明るい」と力強く締めた。 同窓会広報部長 平田義行 |