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社労士大樟会 社会保険庁の杜撰な年金保険管理が大きな社会問題となって以来、これらの相談窓口となっている地方自治体で活躍する社会保険労務士の存在が、急速にクローズアップされるようになってきた。この社労士の有資格者が、本学の卒業生の中にも数多く、各地で社会保険労務士事務所を開設し活躍している。 そうした中、教職に携わる方々の「大樟教育研究会」税理士の集まりである「税理士大樟会」同様に、同じ資格を持つ仲間が集い、お互いの親睦と研鑽を図りつつ、社会的地位の向上に励み、ひいては母校の発展に寄与しようと「社労士大樟会」の結成気運が高まり、さる7月5日(土)本学本館第2会議室で設立総会を開き、職域支部の一つとしてスタートした。 設立総会には、学校側から高橋努理事・経営本部長が出席し「本学同窓生で社会保険労務士の資格を取得されている方々で、社労士大樟会を設立されたことは、まことに意義深いことであり、益々のご活躍を祈念します。本学はいま中期3カ年計画の最終年度として着実に学内の整備を進めてまいりましたが、さらなる発展を期して2009年度から始まるマスタースケジュールを構築、来るべき80周年に向けて一層の飛躍を考えております」との、力強い挨拶があり、佐藤武司同窓会長からも「社労士の役割は単なる社会保険業務にとどまらず、非契約社員問題にみられる複雑な雇用問題などの対応にも広まっています。その意味から今後益々社労士の社会的ニーズが高まろうとしており、同窓会といたしましても教育研究会、税理士会と並ぶ職域支部として、その存在感を高めていただきたい」と、激励の言葉を贈られた。 続いて総会に入り、会則の承認の後、会長に久保太郎(31回卒、兵庫県労働保険事務組合連合会会長)副会長に酒井三雄(35回卒、酒井経営労務管理事務所所長)同じく松永清彦(41回卒、松永社会保険労務士事務所)事務局長に飯田政信(35回卒、大阪府社会保険労務士会副会長)の各氏を選出、各種研修会の実施など事業計画を承認した。 会長に就任した久保氏は「学校にも社労士取得者名簿はなく、同窓会の広報活動によって社労士会の設立を知り、集まった仲間51名でとにかくスタートを切ることができました。これからは先輩に当たる教育研究会や税理士会の皆さんに一日でも早く近づけるよう、研鑽して参りたいと思っており、よろしくお願いします。そしてこの社労士大樟会の設立を知った仲間の皆さんに呼び掛けたい。一人でも多くの人にこの会に入っていただき、共に母校の発展と社会的貢献に励もうではありませんか」と、より多くの仲間の加入を呼びかけられた。 総会後はささやかな懇親会が行われ、九州は宮崎から、また岡山から駆け付けた仲間たちと旧交を温め合い、有意義な一日を送られた。 |