2019年11月10日(日)・11日(月)の両日、津山市で第10回一泊施設見学を参加者12名で実施いたしました。見学施設はつやま自然のふしぎ館および津山まなびの鉄道館です。 10日12時15分にJR津山駅集合です。参加者は飯田政信氏、湊義朋氏、中村和彦氏、西平綾太氏、古池浩二郎氏、山内淳子氏、友谷義明氏、南宏道氏、浅香忠彦氏、北埜博紀氏、高野利明氏、今村武司、の12名です。昼食に津山和牛・ホルモンうどん等を食した後、つやま自然のふしぎ館へ向かいました。ここには、世界各地の動物の実物はく製を中心とした、化石、鉱石類、貝類、昆虫類、人体標本類等約20,000点が常設展示されています。肩高2メートルを超えるヘラジカやホッキョクグマより一回り大きいゾウアザラシのはく製に仰天いたしました。その後、津山まなびの鉄道館を訪問いたしました。津山駅に隣接しながら、駅から入場することができないため、大迂回をしなければなりませんでしたが、扇形機関車庫、転車台、ジオラマ等を見学でき鉄道ファンならずとも見ごたえのあるものでした。 夕刻には、宿泊先の奥津温泉ホテル 米屋倶楽部奥津から送迎のバスを出していただき、ホテルに無事到着です。ホテル自慢の美人の湯に入湯後は、お待ち兼ねの夕食です。飯田会長の挨拶と乾杯の後、津山和牛の懐石料理を堪能し、二次会では夜の更けるのも忘れ、語り明かすことができました。 翌朝も、バスで送っていただき、素晴らしい奥津峡の紅葉を眺めながら、日本三大平山城の一つ津山城址に到着です。別名・鶴山城(かくざんじょう)とも呼ばれ、往時は天守、櫓、城門などを合わせ80余棟が建ち並ぶ立派なものでしたが、廃城令により取り壊されてしまいました。とは言え、その壮大な石垣には目を見張るものがあり、津山市街を一望できるロケーションにお殿様の気分がわかる思いでした。 今回も、参加者の日ごろの行いのお蔭で好天に恵まれ、小春日和の好日とホルモンうどんを含む貴重な体験をお土産に帰途についた次第です。 なお、社労士大樟会では引き続き会員募集を行っております。入会ご希望の方は下記までご連絡ください。 〒599-0212 今村 武司(43回)
2019年7月13日(土)、社労士大樟会第12回定期総会を本学E館7階会議室で開催いたしました。当日は広島県、岡山県や高知県からも会員の方々に駆けつけていただき、たいへん充実した総会を開催することができました。 ご来賓として大学より江島由裕経営学部教授、大樟会本部より田村正晴会長・竹中亨事務局参与・内田敏雄事務局長、税理士大樟会より西川孫市組織副会長・福田重実広報副会長・服部正博研修副会長のご臨席を賜り、厚く御礼申し上げます。 総会に先立ち、社労士大樟会飯田政信会長より、会員数の増加に努め、関係各位との連携を強めていきたい、加えて税理士大樟会との連携で地域の活性化に資する取組みを模索していきたいとの挨拶がありました。 総会では議長に飯田会長が就き、議事録署名人に古池浩二郎氏、山内淳子氏を指名し、審議を開始いたしました。そして、第1号議案:平成30年度事業報告並びに平成30年度収支決算及び監査報告承認に関する件、第2号議案:令和元年度事業計画(案)並びに令和元年度収支予算(案)承認に関する件、第3号議案:会則変更に関する件が、それぞれ審議され、満場一致で承認されました。また、新会員として、総会初参加の市川房嗣氏、堀内賢司氏の紹介と社労士志望の経営学部ビジネス法学科3年中村翔氏の総会オブザーバー参加が紹介され、大きな拍手で歓迎させていただきました。 引き続き行われた記念講演では、大阪経済大学経営学部教授 江島由裕先生より『中小企業の成長の実態〜明暗の鍵とは〜』と題してご講義いただきました。「スタートアップ企業の生存率は、通常考えられている因果性志向(市場調査・差別化・目標設定・経営資源集積)ではなく、遂行性志向(手段手動・コントロール可能な活動・パートナー作り・偶然をてこにする)をとった方が高くなる。「守りではなく攻め」「分析より行動」「既存より新規」「行動の正確さよりスピード」を本質とする企業化志向(EO)が成長する鍵になる」という大たいへん示唆に富んだお話を頂戴いたしました。 記念講演終了後、大樟ラウンジにて江島先生にもご参加いただき懇親会が開催されました。まず、飯田会長より御礼の言葉、そして田村正晴大樟会会長からご挨拶を頂戴し、次いで税理士大樟会の西川組織副会長の高らかな乾杯の発声でスタートです。 和気藹々の雰囲気の中、同窓の親睦を深め、大学と同窓会の将来に思いを馳せているうちに時は過ぎ、竹中事務局参与の先導で、学歌が斉唱される中、お開きを迎えました。 社労士大樟会では引き続き会員の募集を行っております。入会ご希望の方は、下記までご連絡ください。 〒599-0212 事務局長 西平 綾太(48回)
社労士大樟会の第11回研修会・懇親会を平成31年2月9日(土)午後2時30分から本学E館7階で開催しました。 研修会には、大学から崎田洋一常務理事、大樟会から田村正晴会長、竹中亨事務局参与、内田敏雄事務局長、税理士大樟会からは中坪健治会長、堀田修副会長にご来賓としてご臨席を賜わりました。 研修会の開催に先立ち、会長の飯田政信氏(35回卒)から、労働基準法の約70年ぶりの大改正を伴う「働き方改革」は、多様な働き方を選択できる社会の実現を総合的に推進するため、長時間労働の是正、多様で柔軟な働き方の実現、雇用形態にかかわらない公正な待遇の確保等のための措置が講じられるもので、社労士の活躍が大いに期待されており、国民の負託にこたえるべく使命を果たしていきたい、と挨拶がありました。 研修会は西平綾太氏(事務局長 48回卒)による「トラック運送業 運転手の割増賃金について」というテーマでの講演です。名鉄運輸割増賃金訴訟(地裁:会社が定めた標準運行時間による賃金計算には合理性がある)、東京港運送事件(地裁:時間外勤務時間に対する手当(割増相当額)とは認められない・2年間の未払い賃金+付加金+賃確法利息14.6%=900万円にもなる⇒控訴)、シンワ運輸東京事件(地裁:時間外労働の対価性+法所定の割増賃金額を上回る=有効な固定時間外手当・・・東京港運送と同じような手当だが認容のされ方が特異な事案⇒控訴)、国際自動車事件(最高裁:歩合給から割増賃金相当額を控除することは問題となりえるものの公序良俗に反し無効とは言えない)、東京エムケータクシー事件(地裁:利益配分(出来高給)の割増賃金を定める場合に算出基礎から固定部分の割増賃金額を控除する算出方法が採用されたからといって当該定めが当然に37条の趣旨に反するものとして公序良俗に反し無効であると解することはできない)、日本ケミカル事件(最高裁:定額時間外手当を上回る金額の時間外手当が発生した場合に労働者がそれを認識し直ちに請求できる仕組み等は定額時間外手当を有効ならしめる必須の条件ではない・社労士が定めた事務フローから漏れて固定時間外手当確認書を取らなかった1人の労働者が最高裁まで争った事案)等の解説が行われました。最後に酒井三雄氏(副会長・研修部長 35回)からの締めくくりのご挨拶がありました。 研修会終了後は、大樟ラウンジでの懇親会です。当会の北埜博紀氏(理事 53回卒)の司会で、まずは、崎田常務理事から大学の動向をご披露頂き、大樟会の田村会長からは本会の会員増についてご激励をいただきました。次いで中坪会長の高らかな乾杯のご発声で懇親会はスタートしました。和やかな雰囲気の中、情報交換、昔の思い出、近況報告等々の話が弾みます。おいしい食事とお酒に歓談は尽きませんが、楽しい時間は短いもので、瞬く間にお開きの時刻となり、飯田会長による中締めとなりました。芸術会グリークラブOBである当会の浅香忠彦氏(46回卒)の先導で学歌を斉唱し、竹中参与のファイトあふれる逍遥歌とエールでお開きとなりました。 なお、社労士大樟会では引き続き会員募集を行っております。入会ご希望の方は下記までご連絡ください。 〒599-0212 事務局長 西平 綾太(48回) |