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恒例となっている伊丹・宮前まつりでの野菜販売模擬店が、平成27年10月10日(土)午前10時から、宮前通りの「FMいたみ」前に設営されたテントで支部メンバー13人が参加して行われた。これは、支部のメンバーが経営する会社の農業部門が兵庫県三木市の農園で栽培した新鮮な野菜を格安で伊丹市民に販売するもので、毎回、好評を博し、今回で7回目となる。売り上げの一部はこれまで伊丹支部の貴重な活動費になってきた。 今回、販売した野菜は、例年、最も売れ筋の丹波黒豆の枝豆、安納芋、サトイモ、白ネギ、ピーマン、かぼちゃ、ミニトマト、などなど。朝、トラックで運び込まれた大量の野菜が店頭に並べられ、道行く人が品定めをしていく。野菜の品質や価格の安さに加え、支部メンバーの軽妙な(?)セールストークもあってか、好調な売れ行きが続き、周辺の模擬店が販売を続けるなか、午後3時過ぎには早々と完売となった。 模擬店の片付けが終ったあとは、メンバーお待ち兼ねの飲み会が近くの店で行われ、日頃のよもやま話に花が咲き、今年も大いに懇親を深めることができた。 ただ、この模擬店に、これまで野菜を提供していただいた支部メンバーの会社が農業部門から撤退することになり、来年からの対応を考えなければならないのが悩みの種である。 事務局長 内田 敏雄(39回)
伊丹支部は発足以来、毎年、ボランティア活動を行っている。市内のゴミ拾いなどの清掃活動や養護施設の遊具やフェンスなどのペンキ塗りなど様々である。 今年は、昨年に続いて、伊丹市在住の作家・田辺聖子さんが名誉館長を務められる伊丹市立図書館「ことば蔵」での返本の整理作業となった。利用者からの返却された大量の本を書棚に元通りに戻す作業である。単純な作業であるが、広い館内をあっちへ行ったり、こっちに来たり。結構、しんどい作業である。 平成27年8月29日(土)午前10時30分、伊丹支部メンバー11名が三々五々「ことば蔵」に集合、直ちに作業を開始した。参加者は、昨年、経験していることでもあり、作業は順調に進み、1時間余りで完了。図書館という知的な空間で過ごせた有益な時間であった。 事務局長 内田 敏雄(39回)
平成27年11月21日(土)、伊丹の礎を作った僧「行基」の足跡を訪ねました。 行基(668〜749年)は15歳で出家し、奈良時代に活躍した僧で、東大寺の大仏を建造するリーダーになり、最後は東大寺の大僧正になりました。 行基は、天平年間(729年〜)伊丹市南部の猪名野笹原150町歩の大開墾を行うため、灌漑用水池として、5つの池と2つの溝を掘りました。昆陽池は、行基創立の畿内49院の一つとして、天平3年(731年)創立された昆陽施院の系譜をひく寺です。 参加者6名は、伊丹市文化財ボランテアの会員で、35回生の瀧内の案内で、午前9時、阪急伊丹線稲野駅に集合し、以下の行程で、昆陽寺まで、約2qを散策しました。散策の後、近くのすし店で、慰労会を行いましたが、晴天に恵まれ、余り知られていない伊丹市の南部地域を散策することができました。 行程は 御願塚古墳は古墳時代中期(5世紀後半)のもので、全長52mで、墳丘の前方部が低く短く作られた帆立貝式の古墳です。周囲には7〜8m幅の水をたたえた馬蹄形の周濠が巡っています。この御願塚古墳を中心に200〜300mの範囲にかって満塚(みつづか)・掛塚(かけづか)・温塚(ぬくめづか)・破塚(やぶれづか)と称する塚地があり、昔は五ケ塚(ごがづか)と呼ばれたそうです。さらに僧行基がこの場所で、猪名野笹原150町歩開墾の成功を祈願したとも言われ、それが御願塚の地名に繋がっているとも言われといます。 南野神社は天平年間(729〜759年)行基によって開基されたと言われている了福寺と一体のもので、「摂陽群談」では、「牛頭天王社、祭神は三座で、牛頭天王と相殿に子守勝手の神(二神)を祭る。僧行基が了福寺草創の時これを祀った」あります。 正覚院は昆陽寺の塔頭の一つで、昆陽寺の参道を南へ行った東側にあります。正覚院の南側の公園には僧行基が掘ったと伝えられている閼伽井(あかい)があります。「あか」とは梵語で水、特に仏前に供える水のことをいい、昆陽寺の付近の地を「閼伽井」と呼んだことから、ここにある井戸が「閼伽井の井戸」と呼ばれてきました。たいへん霊験豊かな水をたたえていたことが記録にあって、昔は「ほうそう」に効く水ということで、飲んでいる人がいました。 昆陽施院は天正7年荒木村重と織田信長との合戦で、信長の兵火にかかって堂塔は全て消失し、何一つ残っていません。現在の建物は江戸時代に昆陽寺として再建されたものですが、本堂は阪神・淡路大震災により、大きな被害を受けましたが、後世までも伝えるよう古い材木も使って再建されました。兵庫県の指定有形文化財として、山門・観音堂・もと山門にあった二天像(広目天・多聞天立像)は兵庫県の有形文化財として指定されています。 代表幹事 瀧内 和之(35回)
平成27年度伊丹支部総会が、平成27年6月6日(土)午後6時から伊丹シティホテルの「寿の間」で開催されました。今回の参加者は会員が20名、来賓が7名の総勢27名となりました。毎回、参加する会員の顔ぶれがほぼ固定化されるなかで、今回初参加の会員3名の方が紹介されました。 続いて、竹中伊丹支部長の挨拶、来賓の田村大樟会会長の祝辞の後、議事に移り、まず、今回、任期満了となる支部役員の改選が行われ、従来の役員19名全員が留任となり、新たに2名の幹事を選出しました。さらに通常の議案も原案どおり承認されました。続いて、伊丹支部会員の宮武記章情報社会学部准教授による「オーストラリア留学を終えて」と題する講演があり、地球温暖化とエネルギー問題などを織り込んだ話に全員聞き入っていました。 引き続き、懇親会となり、冒頭、少し遅れて到着された来賓の佐藤理事長の祝辞をいただき、久保尼崎支部長の発声で乾杯、歓談に入りました。恒例となったビンゴゲームも賑やかに行われ、最後は全員肩を組んで学歌斉唱を行い、盛況の裡にお開きとなりました。 事務局長 内田 敏雄(39回)
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