2015
 
2015年度
寄稿原稿特集

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学生寮第9期有志同窓会を湯布院で開催
=ノーマン・ロックウエル湯布院美術館を訪ねて=

寮第9期(39回卒)

 大経大学生寮第9期有志9名が参加し、平成27年11月13日(金)〜14日(土)、湯布院で同窓会を開催しました。60歳を過ぎたのを機に2年毎に集まって親交を深めてます。最初は、平成24年4月に大阪で集まり、大学や寮の跡地や青春時代を過ごした下宿跡等を散策しました。2回目は平成26年4月に能登の和倉温泉で、3回目は今回の湯布院で行い、日田市や国東半島、小倉市、門司等、思い思いの観光地を散策しました。

 特筆すべきは、「ノーマン・ロックウエル湯布院美術館(平成16年開設、約130点展示)」へ立ち寄ったことです(写真)。旧館長は、今は亡き大経大の寮監をされていた西口  紘志先生であり、我々にとっても大変ゆかりのある美術館であります。西口先生と同美術館との関係は薄々感じていたものの、同館の受付の方から説明を受け、改めて感動しました。西口先生は、晩年空気のきれいな憧れの土地である湯布院に住まわれたのでありますが、若いころからノーマン・ロックウエルの作風にあこがれ一生をかけて作品を蒐集しておられたようです。そして作品点数が目標の点数に達したのを機に湯布院で美術館を開設し、今は日本ではめずらしいノーマン・ロックウエルの専門美術館として貴重な存在となっております。

 私が興味を持ったのは、先生がどうしてノーマン・ロックウエルの作品に興味を持ち蒐集されたのかという点でした。私なりに館内の作品群や旧館長直筆の作品解説文などから何かヒントになるものがないか必死に探しました。外れているかも知れませんが、1663年ロックウエルが69歳の頃から人種差別、自由、平等、平和をテーマとした作品が多くなったと記されており、ロックウエルの作品はユーモアとペーソスに富んでいて、見る人をほっとさせてくれます。人間と動物(犬)の触れ合いを表した作品は純粋で心温まる作品が多いと記されておりました。40歳代?の西口先生はこの作風がご自分の生き方、人生観と一致したため、感動しながら1点1点蒐集されたのであろうと感じた次第であります。

 2015.11.20記

 *写真左から筆者寺井、山岡、谷部、藤岡、堤、刈谷、脇本の順 他に木内、内田が合流。

 

寺井 明夫(39回)

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