2018
 

 

研 修 会 報 告 税理士大樟会

 平成30年1月11日(木)15時より、大阪経済大学E館7階会議室において税理士大樟会の研修会を実施いたしました。

 「バブル生成期・崩壊期における会計基準の政治化」〜特定の規制目的に基づいて認められた会計基準〜 のテーマで、本学副学長の、小谷 融 先生にご講演いただきました。

 バブル時代、私自身がどうであったか思い起こすと、バブルの波に乗ることもなく(乗れなかった)、何か別世界の他人事のような感覚でいたような気がします。

 研修の内容は、会計基準には「一般に公正妥当と認められる企業会計の基準」に対して「特定の規制目的に基づいて認められた会計基準」があり、後者の「特定の規制目的に基づいて認められた会計基準」が形作られる過程を、バブルの生成期から崩壊時にかけて発遣された大蔵省銀行局通達や議員立法で成立した土地再評価法を事例として、会計の政治化についてご説明いただきました。

 さらに、現在、会計基準設定機関は政府の企業会計審議会から民間の企業会計基準委員会に移行しているが、今後も会計基準が政府により経済対策等のために使われる可能性は残っている。すなわち、建設業、銀行・信託業等の業法にはそれぞれの法律目的に沿った会計基準が定められており、その取扱いは各省庁に委ねられている。したがって、今後も一般に公正妥当と認められる会計基準の範囲内において各省庁の行政目的のため会計基準が使われる可能性がある。議員立法となれば会計基準設定機関が云々といったことを超えたこととなってしまうとのお話をいただきました。

 バブル生成期から崩壊期、そして現在に至る情勢を時系列に説明いただき、また、その時々に各種政策等がどのように影響してきたか丁寧なお話をいただきました。断片的な知識しかなかったものがすっきりとつながった気がします。

 そして、今回のご講演内容とは別に、本学名誉教授 渡邉 泉 先生の著書 会計学の誕生――複式簿記が変えた世界 (岩波新書) - 2017/11/22をご紹介されました。

研修部長 服部 正博(近畿会北支部)

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「新年懇親会に参加して」 税理士大樟会

 この度、税理士大樟会に入会させていただきました松永慎司と申します。組織部長の中秀義先生にお声掛けいただき入会する運びとなりました。どうぞよろしくお願いいたします。

 私は平成13年経営学部卒、昭和53年生まれの39歳で、現在大阪市内の事務所にて勤務しております。在学中は軽音楽部に入りバンド活動に明け暮れる毎日でした。そのため単位が足りず、4回生時は週1回の通学という同級生が多い中、毎日休みなく講義に出席する羽目になりましたが、毎日違う友人とも会えて充実した日々を過ごしました。

 入会後、新年の1月11日に開催された研修会に初参加させていただき、この日は卒業後約17年振りに母校を訪れる機会を得ました。研修会では、大学時代に経営分析の面白さを教えていただいた小谷 融先生の興味深いご講義を拝聴することができました。

 研修会後の懇親会では、多くの先輩先生方が本当に気さくにお話してくださりたいへん有難かったです。お蔭様で緊張もすぐに解け、楽しませていただきました。和気あいあいとした雰囲気の中、後半にはビンゴ大会が行われ景品をめぐってのクイズも出題されました。最後の「琵琶湖と淡路島ではどちらの面積が大きいか」という超難問(!?)では解答が分かれましたが、正解は琵琶湖ということで私は心の中で見事に外し、勉強させていただきました。また学歌斉唱も行われ、当日は歯の治療後とご挨拶で仰っていた檜垣典仁会長の見事な歌声が印象的でした。楽しい時間はあっという間に過ぎましたが、また是非参加させていただきたいです。温かく接してくださった先生方に改めて感謝を申し上げます。

 今後、母校に何らかの形で貢献できるよう研鑽を積みたいと思っております。まだまだ未熟者ではございますが、皆様のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

松永 慎司(近畿会東支部)

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